【賃金事例】日置電機/組合員層の昇格を挙手制に 最短1年で上位等級へ
2025.03.21
【労働新聞 賃金事例】
係長など役職は1年任期制
日置電機㈱(長野県上田市、岡澤尊宏代表取締役社長)は今年1月、組合員向けの人事制度を改定し、挙手制に基づく昇格審査の仕組みを採り入れた。従来の年功的な運用を見直し、業務のなかで専門的知識や経験値を積んだ人材を、年齢にかかわらず早期に上位等級へ引き上げることをめざしている。能力面、業績面でともに最高評価だった場合は、1年での昇格も可能とした。併せて、位置付けが曖昧だった製造現場の係長などの役職については、3階層の“役割”として整理した。1年単位の任用制とし、定額の役割手当を支給する。…
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令和7年3月24日第3490号8,9面 掲載