働く女性の健康支援でシンポ 「知る機会」作る好事例を共有 厚労省
2025.03.25
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、女性の健康週間の一環として健康課題の周知啓発を図るシンポジウムを開催した。働く女性の健康づくりに力を入れる企業の先進事例をパネルディスカッションで共有した。
登壇した㈱浅野製版所(東京都中央区)は2020年から女性の健康増進支援を開始。社内の理解を進めるために行ってきた健診・研修・社内プロジェクトの〝3つの知る機会〟を紹介した。
例えば、健診については、乳がんの超音波検査や子宮頚がん検査など追加健診費用を会社が全額負担し、健診後の産業医などによる診断後の健康相談、健診結果の見方研修などを実施している。月経前症候群など女性の健康課題を知るための全社員研修や、社内で作成した「女性の健康かるた」を使った情報共有のアイデア、働く女性の困りごとを拾い上げるプロジェクトなどの取組みについても説明した。
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