異業種から転職の高齢者活用を 添乗サービス協
2025.04.09
【労働新聞 ニュース】

会見に臨む金澤会長(写真右)
添乗員派遣会社の業界団体である日本添乗サービス協会(金澤悟会長=写真右)は、人手不足に悩む会員各社が、異業種からの転職によって新たに添乗員をめざす高齢者の獲得・活用に取り組めるよう、ガイドブックの作成に着手する。
取組みは、高齢・障害・求職者雇用支援機構から受託した産業別高齢者雇用推進事業の一環として実施する。今年4月から2年間を実施期間とし、実際に異業種から転職してきた高齢者や、雇い入れた事業者にインタビュー調査を行う。調査結果を基に課題やノウハウを抽出し、ガイドブックを作成。セミナー開催などを通じて雇用を推進していく。
同協会が同事業に取り組むのは3回目。これまでは高齢化した添乗員や、旅行業界内の転職者の活用を想定していた。
令和7年4月14日第3492号3面 掲載