重機の挟まれ防止を重点に追加 危険箇所へ覆い・柵設ける 関東地方整備局
2025.04.09
【安全スタッフ ニュース】
国土交通省関東地方整備局は令和7年度の工事事故防止重点的安全対策をまとめた。
昨年度は、地盤改良工事で使う給水用井戸を掘る作業中に、掘削用機械の駆動部をのぞき込んだ作業員が頭部を挟まれる死亡事故など、建設機械の駆動に関連した人身事故が増加している。事故発生状況を踏まえ、新たな重点事項として定置式建設機械などの使用時には、歯車、ベルト、チェーンなど、作業員に危険を及ぼすおそれのある部分に覆いや柵を設けるなど、危険を防止する措置を講じるよう新たに追加した。
足場や法面などからの墜落防止、資材落下による人身事故防止なども、前年に引き続き重点として対策徹底を指示。対策は管内の関係事務所、関係業団体に通知し、会員各社への周知を通じて工事安全対策の向上に努めることとしている。
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