農業労災防止へリーフレット 重傷多く注意を促す 帯広労基署
2025.04.08
【安全スタッフ ニュース】

労働災害事例を写真付きで紹介している【農業向け労災防止リーフレット(帯広労基署HP)より】
北海道・帯広労働基準監督署は、帯広畜産大学と連携して農業向けの労働災害防止リーフレットを作成した。
農業は近年法人化が進み、労働者数が増加。管内では昨年、農業で25件の労働災害が発生している。前年に比べて1.5倍の件数に増加しており、半数以上が休業日数1カ月を超える負傷だったという。
リーフレットでは、災害事例を紹介して注意を促す。トラクターのドライブシャフトに作業着が巻き込まれて出血性ショックで死亡した例や、トラクターショベルのバケットに飛び移ろうとして地面に落ちて頭蓋骨を骨折した事例など、重篤な災害が起こっていることを知らせている。
危険予知訓練の資料や安全教育の資料も掲載しており、従業員への周知や安全教育などに活用できる。
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