高齢者の安全へ健康状態把握を 第2回労研セミナー
2025.04.12
【安全スタッフ ニュース】
建設労務安全研究会(細谷浩昭理事長)は3月26日、八重洲通りハタビル(東京都中央区)で、令和6年度第2回労研セミナーを開催した。当日は「建災防の調査研究活動について」と題し、建災防の西田和史技術管理部長が、高年齢就労者の労働災害防止対策について指摘(写真)。建設業では、まだまだ若年者の労働災害が多いとしながらも、高齢者の健康状態の把握など情報の収集と活用が重要とした。健康状態や身体機能低下の自覚や認識を高める継続的な教育も求めている。
また、はしごや脚立など低所からの墜落・転落災害防止では、保護帽の適切な選択、使用、保守管理などを行うよう指示した。
2025年4月15日第2472号 掲載