【特集2】はさまれ・巻き込まれ対策 製造現場の事例集まとめる 全回転部にカバーし侵入防止 “止めてよし”ルールを徹底へ/岐阜・大垣労基署
2025.04.25
【安全スタッフ 特集】
岐阜・大垣労働基準監督署と大垣労働基準協会は、はさまれ・巻き込まれ災害防止に取り組む事業場の事例集をまとめた。昨年度展開した「STOP!労働災害西濃止めるプロジェクト2024」で情報を集めたもので、機械設備の回転部へのカバー設置による侵入防止対策を始め、センサーを使ったシャッターの安全化、扉や台車ハンドルの指のはさまれ防止などの対策例が集まっている。プロジェクトでは、「止めてよし」をキーワードに、機械を一旦止めて目視確認し、安全を確認してから作業をする手順を周知した。
200以上の事業場が賛同
令和6年に全国で発生した労働災害のうち、はさまれ・巻き込まれによるものは1万3423件で死傷災害全体の10.1%(死亡災害全体の15.3%)を占めている(2025年3月速報値)。
業種別では、製造業6061件が多くを占めており、厚生労働省では…
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2025年5月1日第2473号 掲載