【特集1】体感を通じて学ぶ火災爆発の危険 静電気が揮発した有機溶剤に引火 舞った粉じんで大事故発生も/TOPPANホールディングス・安全道場

2025.04.25 【安全スタッフ 特集】
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 TOPPANホールディングス㈱では、体験を通じて労働災害防止を学ぶ「安全道場」を設置し、社内外へ向けた教育を展開している。安全・衛生・防火の各分野で40以上のカリキュラムを用意しており、静電気を体感する設備や揮発した溶剤による火災・爆発の実験など、事故発生のメカニズムを可視化し、関連する法規制とともに予防の重要性を伝える。危険を肌で感じて学び、不安全状態、不安全行動に対処する正しい知識を身につけさせ、職場で労働災害の未然防止を図る人材を育成している。

災害発生のメカニズムを教える

 TOPPANグループでは、「事業活動を行うにあたり最優先すべきは安全である」とする安全宣言のもと、「防火管理の徹底」「心身共に健康な人づくり」を重点項目に掲げた安全衛生・防火基本方針を策定している。災害ゼロに向けた取組みのひとつに、危険を頭で理解し、体感を通じて危険感受性を高める安全衛生教育がある。

 教育の中心となっているのは、埼玉県川口市のトッパン研修センター内に設けられた「安全道場」。稼働開始から14年を迎えた同施設は、現場で働く従業員に限らないTOPPANグループの全員を対象に、「安全」「衛生」「防火」の危険体感機器と実験設備、さらにVR(仮想現実)の体感映像などを用意したもの。指導役を務めるベテランの〝安全師範〟のもとで、…

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2025年5月1日第2473号 掲載
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