【お役立ち資料箱】酸欠・硫化水素中毒に注意 3人死亡の災害踏まえチェック促す 秋田労働局

2025.04.25 【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
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 秋田労働局では、今年3月に管内の下水道工事現場で酸素欠乏症または硫化水素中毒とみられる症状で3人が死亡した重大災害を受け、労働災害防止を徹底するよう建設業労働災害防止協会秋田県支部に要請した。酸欠などが発生する危険のある場所を総点検するとともに、危険場所に立ち入る際の措置の徹底、作業直前の濃度測定、継続した換気の実施などを求めている。対策のポイントをチェックリストにまとめて周知を図った。

危険場所の認識不足が問題

 災害は、酸欠または硫化水素中毒が原因で発生したとみられており、下水道管の復旧工事に当たっていた作業員3人がマンホール内で心肺停止の状態で発見され、その後、死亡が確認された。同労働局では災害の詳細な原因の調査を行うとともに、類似の災害を防ぐために事業者が行うべき対策を示し、事業場への周知を求めている。

 対策では、酸素欠乏症、硫化水素中毒の危険性がある場所を確実に把握して、適切に把握する必要があるとした。過去の労働災害事例を見ると、…

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2025年5月1日第2473号 掲載
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