認定制度開始 労働者の運動を支援する企業へ スポーツ庁
2017.09.05
【労働新聞 ニュース】
スポーツ庁は、社員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取組みを行っている企業を認定する制度「スポーツエールカンパニー」を開始した。
同庁が昨年実施した調査によると、20~40歳代の「働き盛り」の週1回以上のスポーツ実施率は3割台と低調なのが実態。①階段利用の推進や徒歩・自転車通勤などの奨励策、②スタンディングミーティング、③就業中の体操・ストレッチ時間の設定――といった取組みを実施している企業を認定することで、働き盛りの労働者の運動不足への啓発としたい考え。
制度への応募の受付は今年10月まで。認定企業および制度のシンボルとなる「ロゴマーク」は12月に発表する予定。名刺にロゴをプリントするなどして、「会社のCSR向上対策に使用してほしい」(同庁担当者)としている。
平成29年9月4日第3127号3面 掲載