【賃金事例】電気化学工業/抜擢促進へ職務給を改定 複線化で専門職と差別化 課長級資格から部長登用も
2013.01.14
【労働新聞 賃金事例】
電気化学工業㈱(東京都中央区、吉髙紳介社長)は、今年度から人事制度を改定し、人材の抜擢を促し、評価結果でより賃金にメリハリを付ける見直しを実施した。係長クラス以上の給与体系を一部変更するとともに、管理職層を複線化して、ライン長とそれ以外の専門職の処遇を差別化している。従来から人基準の資格給と仕事基準の職務給を併用してきたが、今後は課長クラスの資格からでも部長への登用を可能とし、職務給で処遇する。一方で技能職の意欲高揚を図るため、新たに「チャレンジアップ制度」を導入。論文・面接などの試験をパスすれば、標準滞留年数を1~3年短縮できる。…
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平成25年1月14日第2904号8,9面 掲載