一本化不要と主張 2労基法案の取扱いで 条件分科会労働側委員

2017.09.11 【労働新聞 ニュース】
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 厚生労働省が2つの労働基準法案を一本化する考えを示した8月30日の労働政策審議会労働条件分科会の終了後、労働側の委員を送り出している連合は同省前で、会議を終えて戻ってきた同委員らから議論の報告を受ける集会を開催した。路上を行き交う市民にも声が届くよう訴えた。

 6人の委員は一様に「一本化反対」ないしは国会上程後2年間棚晒し状態になっている15年法案に盛り込まれている「週60時間超え時間外割増率の例外(中小)廃止の早期実現」などを会議の場で主張してきたと報告。

 総括的に発言した連合本部の村上陽子委員は、「時間外労働の上限規制は人の命と健康の問題。早期実現を訴えた」と述べ、“高プロ”については、「時間規制の適用除外を制度化していいはずがない」などと呼び掛けた。

平成29年9月11日第3128号4面 掲載
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