【賃金事例】SCSKの新再雇用制度/職務ランク別に定額支給 希望者へ定年前10%減額で 無年金期間は手当上乗せ
2013.06.03
【労働新聞 賃金事例】
SCSK㈱(東京都江東区、中井戸信英社長)は今年4月、職務・役割のランクに応じて給与が決まる新再雇用制度を導入した。従来は本人との間で個別に労働条件を定めていたが、今後は4段階の職務ランク別に定額を支給する。定年前と比べると概ね50%前後の給与水準となるが、企業年金や公的給付を合わせた年収ベースでは440万円を上回るように設計した。無年金期間に対応するため、将来の再雇用を希望する者には60歳前の給与を一部減額し、当該期間に手当を上乗せする。人事考課などで対象を絞り込んでいた基準制度は全廃し、希望者全員を65歳まで再雇用する。…
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平成25年6月3日第2923号8,9面 掲載