【賃金事例】東亞合成/一律の65歳定年実現 等級・評価の枠組み変えず 給与水準は50~60%に
2014.07.21
【労働新聞 賃金事例】
東亞合成㈱(東京都港区、橋本太社長)は、65歳定年制度を導入した。60歳以降も資格等級や評価制度の運用は変えず、従前の50~60%程度の給与を支給する。新たに55歳から本給を毎年逓減していく措置を入れ、会社負担分と合わせて原資を確保。資格等級別に定額を控除する仕組みとし、従来の再雇用時給与に公的給付を加味した水準を上回るよう制度設計した。5段階洗替え方式を採用する総合職・一般社員層の本給では、固定部分は抑制されるが、評価による変動幅は維持される。手当や福利厚生面でも正社員としての待遇が継続されるほか、新たに賞与を支給し、60歳以降も退職金の積立てを行う。…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成26年7月21日第2977号8,9面 掲載