【賃金事例】パナソニック/個人の役割測り10等級へ 組合員層は3系列複線化 人基準改め旧4資格廃止
2015.10.26
【労働新聞 賃金事例】
パナソニック㈱(大阪府門真市、津賀一宏社長)は、従来の職能資格を廃止し、仕事・役割の大きさに基づく等級体系へ移行した。これまでは管理職層に組合員の最上位層を加えて計4資格を運用してきたところ、個々人が担っていた役割を4要素10種類の評価軸で点数化したうえ、新たに計10等級に格付けている。残りの組合員層については複線化を図り、3つの職務系列ごとに異なる体系、給与レンジを整備した。いずれも目標管理による5段階評価を実施するが、給与面では管理職層に洗替え方式を採用したのに対し、組合員層には評価ランクと現行給与水準とのマトリックスによる昇降給額決定を行う。…
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平成27年10月26日第3038号8,9面 掲載