資格取得が離職防止に 自主保全士大会で 日本プラントメンテナンス協会
2016.01.20
【労働新聞 ニュース】
公益社団法人日本プラントメンテナンス協会(中谷修会長)は、自主保全士資格認定制度の創設15年に際し、記念大会を開催した。自主保全士とは、生産システムの効率を高めるため、設備を使うオペレーター自身が行う保全活動の能力を認める資格。積極的に労働者の資格取得を推進している3社が事例を発表している。
このうち、派遣・請負現場で働く労働者のキャリア形成支援に力を入れる日研トータルソーシング㈱は、資格を派遣労働者に取得させたことによる効果を説明。資格取得者の離職率が一般の派遣労働者に比べて10分の1に減少した、客観的で公平な評価ができるなどと指摘した。
平成28年1月18日第3049号3面 掲載