マクロ的観点の交渉を 金属労協 JCMが傘下に促す
2014.02.10
【労働新聞 ニュース】
経労委報告への反論軸に
自動車や電機など大手金属関係の5産別でつくる金属労協(JCM・西原浩一郎議長)の14春闘要求がほぼ出揃い、連合方針である賃上げ(ベア)「1%以上」に沿った基準が並んだ。ただ、依然業績不振の各産別傘下の単組も多く、個別の業績にとらわれない、経済の好循環につながるマクロ的観点の交渉を重視したい考えだ。経団連の経労委報告は一時金で還元する考えを改めて示したが、定期収入の増加が消費性向の増加につながることは国の統計でも明らかだと反論。交渉時の考え方の共有段階に入った。…
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平成26年2月10日第2956号6面 掲載