事故調査制度より「過重労働」に目を 医師ユニオンが声明
2014.10.27
【労働新聞 ニュース】
勤務医でつくる全国医師ユニオン(植山直人代表)は、「医療事故調査制度が医療崩壊を進める」とする声明を発表。事故調査の目的を「再発防止」としながら、医療安全の議論がないまま導入検討を進める政府の手法に異議を唱えている。
あくまで医療安全が目的なら、医療の安全に関する法律を作るべきとも述べ、再発防止には医師の過重労働防止対策が不可欠だと主張している。
平成26年10月27日第2990号6面 掲載