中小の要求基準 1万500円以上へ 連合15春闘
2014.12.01
【労働新聞 ニュース】
来る15春闘で300人未満企業の中小労組が掲げる要求基準は「1万500円以上」――連合が11月20日、議論の進捗状況を明らかにした。同日の中央執行委員会で方針案が確認され、12月2日に東京で開く中央委員会で正式に決まる予定。
加盟組合全体の賃上げ方針は「ベア2%以上」となる見込みで、賃金制度のない中小は同制度維持相当分4500円にベア2%以上相当=6000円以上を加えて格差是正、底上げ・底支えを図る方針となる方向。
賃上げ分6000円以上を時給換算した「37円以上」が、非正規労働者の要求基準となりそうだ。
平成26年12月1日第2995号6面 掲載