結審、年内に判決 新興プランテック事件
2013.10.07
【労働新聞 ニュース】
入社1年半の若者が自殺した件で、企業や国などを相手に遺族が損害賠償を求めて争っている新興プランテック事件が9月20日に結審し、早ければ年内にも判決が出る。過労死の件で国が被告に名を連ねるのは初めて。
月200時間もの時間外労働を可能としていた同社の36協定を、是正措置を促さずに受理した国(労働基準監督署)の不作為が問われている。
一方の協定当事者である労働組合も被告とされ、判決が注目される。
平成25年10月7日第2939号6面 掲載