内定率は上向きもルール違反絶えず 日高教など調査
2013.12.23
【労働新聞 ニュース】
日高教(日本高等学校教職員組合・加門憲文中央執行委員長)と全国私教連(全国私立学校教職員組合連合・永島民男中央執行委員長)が高校や障害児学校を来春卒業予定の生徒の就職内定状況(10月末時点)を調べたところ、男子74.9%、女子66.8%で、前年より3~5ポイント好転していることが分かった。
地域や学科別などでみても前年より軒並み上向いている半面、内定取消し(2校)や求人取消し(43校)が依然あり、家族構成や自宅場所などを面接で聞く就職ルール違反も56校でみられた。
大卒就職戦線の厳しさを背景に、高校生と同じ就職試験を受けた大学生が勝つケースの多さも報告されている。
平成25年12月23日 第2950号6面 掲載