ルール整備しトラブル予防 メンタル不調対策
2015.01.26
【労働新聞 ニュース】
人事コンサルティング業の㈱もっとよくなる(安中繁代表取締役)は、社会保険労務士を対象に、企業でメンタルヘルス不調者が発生した際の対応に関するセミナーを開催した=写真。
産業カウンセラーで「ひと・しごとサポートネット」代表の曽我泰氏が講演し、訴訟などのトラブル予防策として、就業規則における休職規定の整備や管理職で構成する衛生委員会の定期開催といったルールと社内体制の整備などを挙げた。
複数の企業で産業医を務める精神科医の益子雅笛氏が続いて講演し、「メンタルヘルス不調の防止で大切なのは、労災認定基準を満たさないようにし、安全配慮義務を果たすとともに、より良いメンタルヘルス対策を実践すること」と訴えた。
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平成27年1月26日第3002号2面 掲載