14春闘 好発進も格差拡大危惧 大手の中小支援が鍵
2014.03.24
【労働新聞 ニュース】
300人未満はこれから本番
大手金属メーカー各社の久方ぶりの「ベア」で幕を開けた14春闘だが、その成否は、中小・非正規の底上げがどこまで進むかにかかっている。第一のヤマ場となった3月12日の集中回答日は、電機の横並びベア2000円や自動車各社のベア回答が金属労協(JCM)のホワイトボードに並んだが、労働者の大半が働く中小企業の交渉はこれから本番だからだ。JCMの一角にあるJAMの中堅クラスもベアを引き出したが、それらも地場では大手。就業人口が最も多い300人未満クラスの交渉の行方次第では、好循環どころか格差拡大の危うさもはらむ。(6面に回答・妥結一覧)…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成26年3月24日第2962号1面 掲載