洗い替え式貢献給も 定年後再雇用でセミナー 埼玉経協
2014.05.12
【労働新聞 ニュース】
埼玉県経営者協会(西村和義会長)は、「定年退職後再雇用における賃金制度の見直し」をテーマにセミナーを開いた=写真。人事賃金センターの吉田純一シニアフェローが講師を務めた。
吉田氏は、再雇用契約を結ぶ際、有期の雇用契約であることが前提と指摘。従前の賃金体系にかかわらず、職務レベルや勤務時間に応じて賃金体系を決定する形とし、必ずしも昇給させなくて良いとした。
しかし、定額の基本給に加えて洗い替え方式の貢献給を上乗せし、彼らのやる気を刺激することが重要とアドバイスしている。
平成26年5月12日第2968号3面 掲載