人単位の期間規制も 派遣制度見直しで講演 派遣協・賀詞交歓会
2013.02.04
【労働新聞 ニュース】
日本人材派遣協会(家中隆会長)は1月22日、平成25年新年賀詞交歓会・講演会を東京都内のホテルで開催した=写真。
戸苅利和法政大学大学院客員教授が、「労働市場の変遷から読みとく労働者派遣事業への期待」と題して講演。これまでの派遣事業規制の動きを解説したうえで、今後の派遣制度見直しの方向性に言及。派遣期間の上限の設定方法について、「派遣労働者が就いている業務ごとの規制から、労働者単位の規制へ変更することが考えられる」と指摘した。この場合は、常用代替防止の措置の導入が見込まれるとした。
平成25年2月4日第2907号2面 掲載