交通災害に対処を 建設業者呼び注意 千葉労基署
2015.06.01
【労働新聞 ニュース】
千葉労働基準監督署(但馬明雄署長)は、建設業の現場責任者に対し、労働災害防止に向けた研修会を開催した。同労基署管内で平成26年に発生した建設業の死亡者数は8人で、前年の1人を大きく上回っている。
同労基署の高城智宏産業安全専門官(写真)が、交通労働災害および墜落・転落の防止、熱中症予防などを指導。交通労働災害では、高速道路での事故が多いことを指摘し、現場で作業した者が帰りにマイクロバスなどを運転する場合、運転前に休憩を取らせたり、ドライバーを変更したりするなどの配慮が必要と説明している。
平成27年6月1日第3019号3面 掲載