雇用政策研 非正規の能力開発へ本腰を 厚労省・報告書案まとめる
2015.06.15
【労働新聞 ニュース】
3タイプに分類し 人的資本減少へ警鐘鳴らす
厚生労働省の雇用政策研究会(座長・樋口美雄慶應義塾大学教授)は、拡大する非正規労働者の能力開発の重要性が高まっているとする検討報告書案を明らかにした。雇用者の約4割を占める非正規の能力開発機会が少ないことは、日本全体の人的資本蓄積の減少、生産性低下、企業収益の下落につながりかねないと警鐘を鳴らしている。非正規を3タイプに分類し、それぞれのニーズに合った能力開発に取り組むよう訴えた。…
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平成27年6月15日第3021号1面 掲載