症状現れたら迷わず病院へ 千葉・熱中症で
2014.06.09
【労働新聞 ニュース】
千葉労働基準監督署(泉豊彦署長)は、同労基署管内の建設業者を集め、今年も多くの発症者が見込まれる熱中症について注意を促した。
同労基署管内で昨年発生した熱中症による労働災害は108件、うち68件が建設業に集中している。「労働者自身に対策を任せず、職長が定期的に休憩や水分・ミネラル補給をさせることが大切」と警鐘を鳴らした。
重篤化し内臓疾患につながった症例もあるため、「持病のある人にはとくに注意が必要」としたうえで、「症状が出たらすぐに病院へ」と強調した。
平成26年6月9日第2972号3面 掲載