安全表彰5社が取組み内容紹介 日化協シンポ
2015.06.15
【労働新聞 ニュース】
一般社団法人日本化学工業協会(小林喜光会長)は5月28日、東京都内のホテルで「日化協シンポジウム2015」を開催した=写真。化学業界の模範となる優れた安全活動を実施している企業を対象とした「第39回日化協安全表彰」の受賞企業5社を発表するとともに、各受賞企業が取組みを発表した。
安全最優秀賞を受賞した㈱クラレ鹿島事業所では、全員参加で安全活動を推進し、8年3カ月にわたって無災害を継続中。事業所長が各部署の朝礼に参加したり、安全パトロールを通じて危険な行動や優れた安全対策を指摘したりすることで、コミュニケーションの活性化を図っている。
リスクアセスメントにも重点的に取り組んでおり、非定常作業を含めたすべての作業についてリスクの洗出しを徹底している。
平成27年6月15日第3021号2面 掲載