死亡災害増へ警鐘 大規模工事現場へ要請 品川労基署
2015.07.13
【労働新聞 ニュース】
増加傾向にある死亡災害に注意を――東京・品川労働基準監督署(山下節子署長)は、管内の大規模工事安全衛生協議会で労働者に対して死亡を含めた労働災害防止の徹底を要請した=写真。同協議会は、管内の大規模工事現場において持ち回りで開催されているもの。
山下署長は、東京労働局管内で建設業での死亡災害が昨年から増加傾向にあり、今年も5月までに15件発生していると指摘。「高さ2.1メートルでも墜落死したケースがあるため、油断することなく日々の作業に従事してもらいたい」と警鐘を鳴らしている。
平成27年7月13日第3024号3面 掲載