機械止めて対処を 食料品製造業へ集団指導 さいたま労基署
2015.07.20
【労働新聞 ニュース】
さいたま労働基準監督署(星野定美署長)は、労働災害が増加している食料品製造業者に集団指導を実施した。中央労働災害防止協会の松本郁夫安全管理士(写真)が説明した。
松本安全管理士は、トラブルの際には電源を落とすなど機械を停止し対処するよう指導。「ゴミが付着して止まったなどのちょっとしたトラブルは甘くみがちだが、機械を止めずに直すと巻き込まれなど大きなけがにつながるケースがある」と指摘した。また、停止してもセンサーなどに反応し一時的に止まっているだけで突然動き出す場合があり、停止状態の確認が必要とした。
平成27年7月20日第3025号3面 掲載