世帯別の年間所得529万円へ 前年比1.5%減
2015.07.27
【労働新聞 ニュース】
1世帯当たり平均所得の減少傾向止まらず――厚生労働省が実施した平成26年国民生活基礎調査で分かったもので、25年1年間の平均所得額は前年を1.5%下回る529万円だった。
6年のピーク時に664万円に達し、その後多少のばらつきはあるものの、長期的に減少傾向が続いている。ピーク時より135万円も減った計算である。
所得額の階層で最も多いのが、「200万~300万円」の14%となっている。
平均所得額より低い世帯の割合は全体の61%に上った。
平成27年7月27日第3026号1面 掲載