討論で能力開発学ぶ 次々と意見出る キャリア権ネット
2014.08.25
【労働新聞 ニュース】
NPO法人キャリア権推進ネットワーク(戸苅利和理事長)は、東京都内で「ワールドカフェ・プログラム」を開催した。学者や社会人計30人が少人数グループになって自由に討論を重ねることで、キャリア権の知識を深める学習会である=写真。
法政大学大学院の石山恒貴教授がテーマである「能力開発」の現状を説明した後、グループ討論を行った。そのなかで問題点や今後の方向性に言及。議論は白熱し、「非正規労働者もキャリアアップが必要」「資格を活用する機会がない」「日本は企業内特殊能力が求められるが汎用性がない」と次々に意見が飛び出した。
平成26年8月25日第2982号2面 掲載