手すり未設置めだつ 建設現場5割が法違反 東京労働局
2013.02.18
【労働新聞 ニュース】
東京労働局(伊岐典子局長)は、平成24年12月~14日に集中的に実施した建設工事現場への臨検監督結果を取りまとめた。立入調査した298現場の約4割で墜落・転落防止措置違反が発覚した。足場に手すりを設置していないケースがめだつ。
対象となった現場のうち、53.7%に当たる160現場で何らかの労働安全衛生法違反がみつかり、是正するよう指導している。違反内容では、安全帯の不使用や開口部の手すり未設置など、足場や高所の作業床からの墜落・転落防止に関するものが108現場(違反率36.2%)と最も多い。このうち、足場への手すりなどの未設置が91現場に上る。元請事業者の安全衛生管理面に関する違反は77現場(同25.8%)だった。…
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平成25年2月18日第2909号2面 掲載