年休を「欠勤」扱いし送検 是正応じず強制捜査 大阪労働局と2労基署
2014.09.15
【労働新聞 ニュース】
関西のマッサージ業
大阪労働局(中沖剛局長)は、労働者が年次有給休暇を取得した際に賃金を支払わず「欠勤」扱いとしたマッサージ業者とそのグループ企業1社、および両社取締役の計2法人1人を労働基準法第39条(年次有給休暇)違反などの疑いで大阪地検に書類送検した。同グループは1店舗当たりに十分な人員を配置せず、慢性的な人手不足状態だったことを理由に年休を認めなかった。合計3度の是正指導に応じなかったため、同労働局が管内2労働基準監督署と合同で強制捜査を行った。…
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平成26年9月15日第2985号3面 掲載