危険体感教育が若年者に効果的 中災防調査
2013.02.25
【労働新聞 ニュース】
中央労働災害防止協会は、若年者の労働災害防止に関するアンケート調査結果をまとめた。若年者の危険感受性を高める効果的な取組みを複数回答で聞いたところ、回答者の80.5%が、「疑似体験させる(危険体感教育)」を挙げた。このほか、「グループで話し合わせる」が45.6%、「視聴覚教材(動画、DVD)を使用する」が42.6%などとなった。50歳代以降の回答者に比べ、若い世代はグループ討議を重視する傾向がみられた。
調査は昨年9~10月、中災防のホームページ上で実施し、20~60歳代の1170人から回答を集めた。
平成25年2月25日第2910号2面 掲載