地道な活動が大切 百貨店で安全パト 茨城労働局
2015.10.19
【労働新聞 ニュース】
茨城労働局(中屋敷勝也局長)は、水戸京成百貨店の安全パトロールを実施した。商業の労働災害が増加傾向にあるためで、中屋敷局長(写真左)が開店前にバックヤードを視察したあと、同社の西村實代表取締役社長に転倒災害を中心とした労災防止活動の協力要請をしている。
中屋敷局長は「商業では転倒災害が最も多く、4S活動やKY活動といった地道な活動が労災防止につながる」と館内放送で訴えた。荷物の搬入口などの視察では、「荷を載せた台車で坂を下る際に後ろ向きになって支えるなど安全配慮の意識が伺えた」と話している。
平成27年10月19日第3037号3面 掲載