人材定着支援で労務管理研修会 大阪府看護協会
2013.03.11
【労働新聞 ニュース】
公益社団法人大阪府看護協会(伊藤ヒロコ会長)は、大阪府藤井寺市で労務管理研修会を開いた=写真。中小民間病院の看護師確保・定着に向けた支援事業「MAIDO1号プロジェクト」の一環として、2月22日と3月8日の2日間の日程で開催した。
1日目の2月22日は、参加者が労働基準関係法令チェックシートを用いて自施設の労務管理の状況を点検。その後、大阪労働局の職員が、労働時間、休憩・休日、年次有給休暇などの基本的労働条件について講義した。昼食時に来客や電話対応をローテーションで担当する昼当番や、使用者の指示で業務として参加する研修・訓練などは、「労働時間」に該当すると指摘している。
研修会ではこのほか、日本看護協会が定めた「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」を紹介した。
平成25年3月11日第2912号2面 掲載