農業の雇用管理改善に取り組む社会保険労務士を会員とする全国農業経営支援社会保険労務士ネットワーク（略称＝社労士ネット、入来院重宏会長）は10月15日、東京都内で平成27年度通常総会を開いた＝写真。

　入来院会長は開会あいさつで、農業法人増加に関する国の方針などに触れながら「農業の雇用分野においては、社労士ネットがなくてはならない存在になってきた」と話し、担う役割の大きさを強調した。議事では27年度の事業計画案を採択。労働保険・社会保険の加入促進を図るほか、農業関係機関と協力しながら農業法人などにおける雇用・労務管理改善のための相談活動を展開する方針を盛り込んだ。