産業医が異例の衛生パトロール 中央労基署
2015.11.02
【労働新聞 ニュース】
東京・中央労働基準監督署(本城信善署長)は、中央区京橋二丁目西地区第一種市街地再開発施設建築物新築工事現場に対し、衛生パトロールを実施した。日本橋労働衛生コンサルタント事務所の穎川一忠産業医が有機溶剤保管場所などをチェックしている。産業医による衛生パトロールは、全国的にも珍しく、同労基署においては初めて。
穎川産業医は、「今後、内装工事が多くなるにつれ、有機溶剤を使う局面が多くなるだろう。換気の徹底に加え、必ずマスク・手袋を着用して作業に取り組んでほしい」と話している。
平成27年11月2日第3039号3面 掲載