監督官に虚偽陳述 実習生への不払残業で 銚子労基署が書類送検
2013.03.25
【労働新聞 ニュース】
千葉・銚子労働基準監督署(八木直樹署長)は、中国人技能実習生に対する不払残業で調査に訪れた監督官に「残業はさせていない」などと虚偽の陳述を行ったとして食肉加工業者と同社代表取締役を労働基準法第37条(時間外、休日及び深夜の割増賃金)、同101条(労働基準監督官の権限)違反の容疑で千葉地検八日市場支部に書類送検した。
同社は、平成24年12月4日に同労基署が立入調査を行った際、監督官に対し改ざんしたタイムカードを提示したうえ、「記録は正確であり、打刻された終業時刻(所定の終業時間)以降は働かせていない」などと虚偽の陳述を行った疑い。…
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平成25年3月25日第2914号3面 掲載