非常停止装置設置せず送検 船橋労基署
2015.11.16
【労働新聞 ニュース】
千葉・船橋労働基準監督署(堀内利男署長)は、コンベアーに非常停止装置を設置していなかったリサイクル業者と同社工場管理責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で千葉地検に書類送検した。昨年、労働者が左腕を切断する労働災害が発生していた。
被災者はコンベアーに詰まった石を取り除こうとした際に被災。同社は機械の危険性を認識していたが、非常停止装置を設置していなかった。
平成27年11月16日第3041号3面 掲載