2割以上で年休が0日 女性医師へ調査
2017.10.10
【労働新聞 ニュース】
年間で年次有給休暇の取得日数「0日」が2割以上に上ることが、日本医師会(横倉義武会長)が実施した「女性医師の勤務環境の現況に関する調査」で明らかになった。
調査は8年ぶり2度目の実施で、病院に勤務する女性医師を対象に3万323枚の調査票を配り、1万373枚の有効回答を得た。
年休の取得状況は、「0日」が2割強に上っている。「1~4日」も2割で、合計4割以上が5日未満だった。
取得率は診療科によって差異があることも判明している。5日以上取得できている人の割合は、小児科などに比べ、麻酔科や放射線科、精神科の方が高い。
平成29年10月9日第3131号3面 掲載