「良質な経験」を積む機会与えて キャリア権で講演
2014.12.22
【労働新聞 ニュース】
NPO法人キャリア権推進ネットワーク(戸苅利和理事長)は、このほど東京都内で「時代が求めるキャリア権」と題したシンポジウムを開催した。基調講演では一橋大学大学院商学研究科の守島基博教授が登壇している=写真。
守島教授は、人材マネジメントの視点におけるキャリア開発は、最も大事な経営資源である人材の職業能力を向上させて価値を高めていく過程と定義した。そのため、「企業は労働者に対して良質な経験を蓄積できる機会を提供すべき」とし、企業側の施策がキャリア権推進の重要なカギを握ると締めくくった。
平成26年12月22日第2998号3面 掲載