自走林業機械 安全化で対策 厚労省・規則改正へ
2013.12.16
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、不特定の現場に自走できる林業機械において機能の多様化・高度化が進んでいることから、労働安全衛生規則を改正して安全対策の強化を図る。伐木、造材、集材などの作業で死亡災害を含む労働災害が発生しているためである。
車両系木材伐出機械へのヘッドガードの設置、作業計画の作成、危険箇所への立入禁止のほか、走行集材機械に関する特別教育の実施などを新たに義務付けるとした。平成26年6月1日の施行を予定している。
平成25年12月16日第2949号1面 掲載