労働時間把握へ定期的な調査を 池袋労基協会
2013.12.16
【労働新聞 ニュース】
池袋労働基準協会は、人事・労務担当者向けに「実践労務管理セミナー」を開催した=写真。
「労務リスクと危機管理―時間管理は会社の命、法改正による会社のリスク―」をテーマに講演した石橋さなえ・石橋社会保険労務士事務所代表は、時間管理を大切にしていない企業が多いと指摘したうえで、「後になって、未払い残業代を請求されないためにも、従業員の時間管理は徹底的にやっておくべきである」と訴えた。タイムカードなどを活用できず、労働者の自己申告によって労働時間を把握せざるを得ない場合は、申告された労働時間と実態が合致しているかどうかを定期的に調査するようアドバイスしている。
平成25年12月16日第2949号2面 掲載