年末賞与妥結額 前年比2%超に 栃木経協・今期交渉

2013.12.09 【労働新聞 ニュース】
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 栃木県経営者協会(青木勲会長)は、平成25年年末賞与(一時金)状況の中間報告をまとめた。平均妥結額は59万2038円と前年比1.02%アップしている。今期交渉組の平均妥結額は、44万2287円と同2.15%の増加となった。同経協は「今期交渉組では中堅・中小企業の直近の景気が反映された」とみている。

 11月27日現在で回答があった53社の妥結額の平均は59万2038円、2.10カ月となり、前年の58万6045円、2.08カ月を5993円(1.02%)上回った。年間協定組(40社)の状況をみると、同64万706円、2.21カ月となり、前年の63万5788円に比べて4918円(0.77%)のプラス。今期交渉組(13社)は、同44万2287円、1.72カ月となり、前年の43万2989円から9298円(2.15%)上昇している。

 「年間協定組はほぼ横ばいとなったが、今期交渉組は中堅・中小企業の直近の景気が反映された」(同経協)との見方。経団連の年末賞与・一時金大手企業業種別妥結状況(第1回集計)の5%台には及ばないが、景気回復の動きが少なからず影響した模様だ。

平成25年12月9日第2948号3面 掲載
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