土曜閉所推進へ ポスターを配布 日建連
2013.04.22
【労働新聞 ニュース】
日本建設業連合会(野村哲也会長)は、建設現場の労働環境を改善するため、毎月第2土曜日を作業所の統一閉所日として土曜閉所を実践するよう会員企業に要請した。すべての作業所での実施をめざし、ポスター(写真)を3万部作成し、会員企業に配布している。
土曜閉所の推進は、建設技能者の確保に向けた活動の一環。日建連は、作業所での労働時間の長さが若年者の入職を妨げる要因の1つとみて、平成21年度から、日曜日の完全閉所と土曜日の50%閉所を目標とした活動を開始している。
作業所での取組みを進めるため、23年度まで年1回だった統一土曜閉所日を、24年度には月1回(毎月第2土曜日)に増やした。このほど作成したポスターでは、25年度の統一閉所日の日程が一目で分かるデザインを採用し、統一閉所の完全実施を訴えている。
平成25年4月22日第2918号2面 掲載