紹介予定派遣 成約者が増加 派遣協会調べ
2013.09.02
【労働新聞 ニュース】
日本人材派遣協会(家中隆会長)は、2013年4~6月期の労働者派遣事業統計調査結果を明らかにした。全国の主要会員事業所における派遣社員の実稼働者数は、対前年同期比97.8%となっている。
業務別では、政令で定める「機器操作関係」が同88.4%と、依然として減少が続く一方、「一般事務」が同131.6%と大幅に増えた。
紹介予定派遣の実稼働者数は、同127.8%と増加。成約して直接雇用に至った人数も同112.2%と増えており、同協会は「実稼働者数の増加に伴い、直接雇用への転換が円滑に行われた」と分析している。
平成25年9月2日第2935号2面 掲載