採用予定なし 5年連続最多 宮城経協調べ
2013.12.02
【労働新聞 ニュース】
来春の高校新卒者の採用見通しで「しばらく採用予定はない」が3割超と5年連続で最多に――宮城県経営者協会(高橋宏明会長)の「雇用動向調査結果」で分かった。
調査は今年8~9月、会員企業に実施したもので142社の回答を集計した。従業員300人未満が7割弱を占める。
来春(26年3月末)の高校新卒者の採用見通しについて聞いたところ、「しばらく採用予定はない」が31.8%と最も多く、5年連続でトップとなった。「未定」と合わせると53.1%に上るが、前年度に比べ3.1ポイントの減少、逆に「増やす見込み」「現状維持」などの合計47.0%が同5.5ポイント増加した。このため、採用予定の割合自体は若干増えているとした。
平成25年12月2日第2947号3面 掲載